山口 健太郎

山口 健太郎

(やまぐち けんたろう)
客員教授
科学コミュニケーション/公共的空間

経歴

1998年:京都大学 工学部 卒業(学士(工学))
2000年:京都大学 工学研究科 土木システム工学専攻 博士前期課程修了(修士(工学))
2000年:株式会社三菱総合研究所 入社(現在まで)
2019年:鳥取大学 大学院工学研究科 社会基盤工学専攻 博士後期課程修了(博士(工学))
2021年:社会情報大学院大学 広報・情報研究科 修了(専門職修士(広報・情報学))
2021年:同客員教授

所属学会・団体等

土木学会地域安全小委員会 委員

実務上・研究上の主な業績

【書籍】
・Y. Okuyama, S. E. Chang (Edit)(2004)「Modeling Spatial and Economic Impacts of Disasters」(Splinger, 全324頁.)(分担)
・堀井秀之(編著)(2006)「安全安心のための社会技術」(東京大学出版会, 全368頁.)(分担)
・今村知明(編著)(2008)「食品不信社会 なぜ企業はリスクコミュニケーションに失敗するのか」(中央法規出版,全228頁.)(分担)
・今村知明, 赤羽学, 神奈川芳行, 山口健太郎, 池田佳代子, 名倉卓, 南谷怜, 一蝶茂人, 高谷幸, 山本茂貴, 鬼武一夫(2018)「実践! フードディフェンス 食品防御対策ガイドライン準拠」(講談社,全112頁.)
・三菱総合研究所(編著)(2021)「「共領域」からの新・戦略 イノベーションは社会実装で結実する」(ダイヤモンド社,全266頁.)(分担)
【査読付き論文】
・山口健太郎, 白戸智, 堀井秀之(2005)「社会問題解決策の立案に資する分野横断的な知識活用手法の検討」(社会技術論文集, Vol. 3, p.186-195.)
・Yoshiyuki Kanagawa, Manabu Akahane, Atsushi Hasegawa, Kentaro Yamaguchi, Kazuo Onitake, Satoshi Takaya, Shigeki Yamamoto, Tomoaki Imamura(2014)「Developing a National Food Defense Guideline Based on a Vulnerability Assessment of Intentional Food Contamination in Japanese Food Factories Using the CARVER+Shock Vulnerability Assessment Tool」(Foodborne Pathogens and Disease, 11(12), p.953-959.)
・山口健太郎, 谷本圭志(2016)「自治体・大学間連携の生産性に関するネットワーク論的分析」(社会技術論文集, Vol. 13, p.13-21.)
・山口健太郎, 谷本圭志, 長曽我部まどか(2018)「テキスト解析を用いた学際的な防災協働体制づくりの支援手法」(土木学会論文集F4,74巻2号,p.I_173-I_181.)
・山口健太郎, 谷本圭志, 長曽我部まどか, 前波晴彦(2018)「防災に関する社会的関心と学術的関心の近接度の分析~テキスト解析を用いて~」(土木学会論文集F6,74巻2号,p.I_111-I_121.)
【講演等】
・山口健太郎他(2017, 2018)「食品防御及び食中毒等関連セミナー」(奈良県立医科大学, 農林水産省, 厚生労働省主催セミナー)
・Kazuho Nagata, Manabu Akahane, Kentaro Yamaguchi(2018)「Large Scale Events: Defending the Food Supply Chain: Challenges and Strategies」(Global Food Safety Conference 2018)
・山口健太郎他(2021)「領域をまたぐトライセクター(官・民・市民社会)の可能性とは?」(三菱総合研究所主催ウェビナー)
【受賞】
・平成20年度道路と交通論文賞 経済社会部門(公益財団法人高速道路調査会)「満足・不満の形成構造に着目した道路利用者意識の構造分析」
・平成20年度優良業務等表彰(国土交通省国土技術政策総合研究所)「ロジックモデル作成による地域住宅施策のアウトカム評価に関する検討業務」
【社会貢献】
・文部科学省 科学技術・学術審議会(研究計画・評価分科会) 安全・安心科学技術及び社会連携委員会[平成29年度より「科学技術社会連携委員会」に改称]委員(平成25年3月~平成31年2月)
・鳥取大学 地(知)の拠点(COC)整備事業[平成27年度より「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業」に改称] 外部評価委員(平成26年3月~平成31年3月)
・文部科学省 リスクコミュニケーションのモデル形成事業評価会議委員(平成28年6月~平成30年3月, 令和2年2月~3月)

メッセージ

本学の学びで最高な点は、「結構ガチで研究させる」ところと、同窓生のあり得ないほどの多様さです。日々の仕事の実践を言語化することで可視化し、同窓生の多様な視点に晒す。それにより、ここでしか創り出すことのできない実践知が創造でき、それがまた、新しい「問い」(=社会構想)に繋がっていきます。知識駆動型社会の到来を前に、これほど有意義な学びの場はありません。以下に私の研究の関心を示します。ピンときた方、是非一緒に議論しましょう。
・他者の理解は難しいという前提で、社会をどう円滑に運営していくか。具体的には、公共分野の広報・Public Relationsの再考、「公共的空間」の再構築。
・「公共的空間」への参画が、誰にとっても当たり前になる社会とは。それは「意識高い系」の人たちだけのものではないはず。平均人による利己的な取り組みが、知らずのうちに「公共」に寄与するような社会デザインとはどのようなものか。