情報戦略に携わる方へ

 企業などの組織体は、情報戦略によってその組織の命運を左右するといってもよいのではないでしょうか。情報をたくみに操る「インテリジェント活動」を、組織の情報戦略を立案し実行していくには、いかにして行えばよいのでしょうか。

 そのためには、まず社会動向をつかみ、社会に流布している情報を分析することが重要です。ところが高度情報社会では、情報が氾濫しています。無数にある情報から、自らに価値ある情報を選び取ることが求められます。しかし、そこには落とし穴があります。自分に価値ある情報を選びとるといっても、自分の都合のよい解釈で物事をとらえ分析してしまう可能性があります。情報には、その情報を流している意図・文脈もあり、それらを事実と根拠に基づき分析することすら求められます。

 情報戦略は、情報収集・分析するだけではありません。もちろん、情報をいかに社会に発信していくのかという点を考えなければなりません。どんな情報をいかにして、何を使って発信していけばよいのか。社会の状況にあわせて、発信者の意図通りに受け取られるように、常に戦略を考えなければなりません。情報を発信することで、組織にどのような影響を及ぼし、その結果を分析し、次の情報戦略の手を考える。

 情報戦略によって、組織の命運を握り、社会にあらたなイノベーションを起こしていく方法を「社会情報」から考えていきませんか。